アイフレイルとは

副院長の田村です。
最近話題になっているアイフレイルですが、「名前はよく聞くけど、どんな症状かわからない」という方は多いと思いますので、アイフレイル解説ページを新設しました。
「アイ」はもちろん目のことで、「フレイル」とは、加齢で心身の機能が低下した状態です。
アイフレイルが進行するといわゆる「老眼」になることもあり、年齢と共に目の機能が衰えていく現象です。
また、老眼以外にもアイフレイルは自覚なく目の病気になっている可能性があり、ストレス、不眠、生活習慣病や内科疾患によりそのリスクは高まります。
「年のせいで不調なんだ」と思っていても、年のせいではなく実は病気になっていたり、病気のリスクが高い状態になっている可能性があるのです。

下記のチェックリストをご確認ください。2項目以上当てはまる方は注意が必要です。

●目が疲れやすくなった
●夕方になると見にくくなることが増えた
●新聞や本を長時間見ることが少なくなった
●食事の時にテーブルを汚すことがたまにある
●眼鏡をかけてもよく見えないと感じることが多くなった
●まぶしく感じやすくなった
●はっきり見えない時にまばたきをすることが増えた
●まっすぐの線が波打って見えることがある
●段差や階段が危ないと感じたことがある
●信号や道路標識を見落としそうになったことがある
⚠放置すると!
重度な障害に陥ると回復は難しくなるほか、早期発見が重要な緑内障などの発見が遅れるリスクがあります。
⚠病気があるかも!
緑内障、白内障、加齢黄斑変性、網膜前膜、糖尿病網膜症など、いろいろな病気がかくれていることがあります。
❔じゃあ、どうすればいいの❔
アイフレイルの予防・治療には、早期の発見が大切です。上記チェックリストで確認してみてください。
自己チェックでは異常がでない病気も多いため、少しでも異変を感じたら、お近くの眼科で検査を行ってもらうと良いですよ。
なお、アイフレイルは公認のアドバイスドクター(※田村先生も公認)がいます。
https://www.eye-frail.jp/advice-doctor-list/
お気軽にご相談ください。